nakai_npoの日記

思いつきで語るだけです

CDからのモンスター

僕は槇原敬之(以下マッキー)の歌が好きです

よく一人のときに聴いています。周りに人が居ない時に自分を解き放つように、この自分を見せられる人がいないから

記事の題名で倣ったのですが「軒下のモンスター」有名な曲ですよね

マッキーの歌の中でも5番目くらいに有名な歌じゃないでしょうか、産む曲、産む曲が名曲ばかりで中々プレイリストに入れる曲に悩みます、結局ほとんど全ての歌をお気に入りにしています

さてこの「軒下のモンスター」ですが、好きな相手と性的嗜好の異なる僕と君の歌でマッキーが同性愛者であることを告白している歌と言われています

僕も好きな歌です

自身の抑圧している本能を開放して君に僕の欲望を吐き出したいが、好きな君の望まぬことをしたくない理性の僕がただ見つめることしか出来ないという終わり方がいいですよね

Hungry Spiderも綺麗な失恋の歌です

こちらは一度は欲望を吐き出しそうになるが好きな相手に拒絶の姿勢を示されて相手を逃してしまい、僕はあの子とは無縁な世界の愛だけで生きていくという別れが美しい歌です

 

スピーカーから流れるこの歌たちを聴いていて僕はよく一方的な片思いをしているからこの歌たちに惹かれている自分があるのだ

そして世界に一つだけの花を聴いて確かに皆違う個性はあるし一番を無理に目指す必要はないと言われるが僕は好かれたい人の一番になりたいから自分を少しずつ殺していく

僕は愛するものからは何も学べてはいない

 

結局、踏み出せぬ欲望を持つ獣なのだ